ロッドの表記の意味を知っていますか?店員に聞かないとわからないですよね。
現在では様々なロッドが多数存在します。
用途によって使い分けるのですが、初心者には何がなんだかわからないですよね。
よくわからず買ってしまい、いざ釣りへ!
ルアー重すぎて、竿が耐えれてないような・・・。
魚をかけても、全然乗せれない。
これ!ベイトリール用じゃん!!リールスピニングなんだけど!
などなど、実際にあったとのこと。
ここではそんな見当はずれのロッドを選ばないために表記についての解説をしていきたいと思います。
目次
lure(ルアー)
この表記についてですが、竿のバット部分に数字が書いてあります。
例えば
7-20
3/4oz-2oz
これはその竿が無理なく投げれる、ルアーの重さの範囲を表しています。
上側はグラム表記ですので、7グラム〜20グラム
下側はoz(オンス)表記ですので、3/4oz〜2oz
の間は快適に投げれます。メーカーが保証している、適応ウエイトになります。
実際にはもう少し重くても、軽くても、良いとは思いますが、そのルアーを使用していて、折れましたと言っても、メーカーは保証できない。ということです。
line(ライン)
そのままですが、その竿で使用できるラインの太さです。
6lb〜10lb
6ポンド〜10ポンドのラインを無理なく使用できますよ。というもの。それ以上を使うと、先にロッド(ガイドを含む)が破損する可能性がありますよ。というもの。
また、PEライン表記してあるものもある。
その場合の数字はポンドではなく号数で読み取りましょう。
長さ(length)
ロッドの全長を表す。基本的にロッドはフィート(ft)にて表す。
1ft=30.48cm
1inch=2.54cm
例えば、
6.6ftの竿であれば、6ft6inchなので、195cmの竿になります。
調子(action)
○○テーパーとも言われたりします。竿が曲がった時に、どこから曲がるのか、竿が入っていくのかを表したものです。
エクストラファーストテーパー
もっとも先調子。細かいアクションをつけやすい反面、巻物などには向いていない。
ファーストテーパー
次いで先調子。基本的にキャストもしやすく、アクションもつけやすいのが利点。初心者でも比較的使いやすい。
レギュラーテーパー
巻物の仕様に向いている。汎用性が高め。初心者はフッキングも決めやすく、使い安いのでおすすめ。細かいアクションはつけにくい。
スローテーパー
竿が全体的に曲がるため、粘りがありトルクが強いものが多い。やや、フッキングは技術がいるが、でかい魚でも、難なく戦える利点がある。
その他にミディアムファストなど中間を位置する表記もあります。
まず初心者が一本目に使うとすれば
ファースト または レギュラー
をおすすめします。
硬さ
竿の硬さの表記です。
- UL :ウルトラライト
- L :ライト
- ML :ミディアムライト
- M :ミディアム
- MH :ミディアムヘビー
- H :ヘビー
- XH :エクストラヘビー
上から下へ行くほど、より硬い竿のなります。
更に
- MG:ミディアムグラス
なども近年はあり、要するにグラスコンポジット。
竿先がグラス素材でできており、バイト時に竿がしっかり入ることで、弾かれてバレることが少なくなるものもあります。
ベイト用・スピニング用
ベイトかスピニングどっちなのか見分ける方法として
「トリガー(指を引っ掛けるところ)があるかないかでわかるわ!」
と思ったあなた!間違えますよ!
近年、ベイトフィネスロッドとして、トリガーレスのものも存在するので注意が必要。
表記で見分けるのであれば、
例えば、
166M
270L
と表記されている二種類の竿があるとしましょう。
まず、ベイトかスピニングかを判断するのは、
頭の数字。「1」ならベイト。「2」ならスピニング。
よって、今までの解説した内容と含めて、
166M=ベイトリール用6ft6inchのミディアムの硬さの竿
270L=スピニング用7ftのライトの硬さの竿
とわかりますね。
まとめ
以下、大まかにロッドの表記についてまとめてみました。
その他にもメーカー独自の表記などもあったりしますが、基本は変わらないでしょう。
個人的に、ベイトリール用・スピニング用、一本ずつ持つ竿として、おすすめの表記は
160MH 270L
ぐらいの竿がおすすめ。
長さも取り回しが良く汎用性が高い。
かつベイト用のMHなら、幅広くルアーも使用でき、中型プラグ〜中型ビックベイトまで、それ以上軽いライトリグはスピニングでカバー。
といったところです。
是非参考にしてください!
それでは、良き相棒(竿)が見つかりますように!!
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