リールにはギア比があり、比率が高いもの低いものがあるのをご存知でしょうか??
糸を巻き取る機械です。
リールはハンドルを回し、ギアが噛み合ってスプールを回すことができます。
リールを初めて購入する際、店頭に並んでいるリールにはだいたいギア比がポップにも書いてますよね。
6:5:1
ん?数字が並んでいるだけで、さっぱりわかりません。
まず、
一番右側の「1」はハンドル一回転という意味です。
左と真ん中の数字がギア比。この場合。
6.5
となります。
ギア比はリールをセレクトする上で非常に重要です。
チューンしてあとで、ギア比をいじったりなんて、素人では到底できませんからね。
そこで、このリールのギア比について解説。
また、おすすめなども紹介していきます。
ギア比

基本的にギア比は大まかに分けて
- ローギア
- ノーマルギア
- ハイギア
の三種類です。
それぞれ解説していきましょう。
ローギア
「ロー」というぐらいなので、「低い」ギア比と呼んで間違いないでしょう。
数値的には、5.0前後のもの。
特徴としては巻き取りにパワーがあるということ。
メリット
み寺の抵抗が強いルアーでも安定して巻き取れることや、藻ダルマになったり、モンスタークラスのバスを巻く力で寄せてくることができる。
デメリット
単純にリール一回転の巻き取り量が少ないため、リールをピックアップする際、すぐに回収しにくいこと。手返しが落ちる可能性もある。
ノーマルギア
ノーマルギアは、ハイギアとローギアの中間です。
数値的には、6.0前後のもの。
特徴としては中間というところですが、
ほぼローギア寄りだと思います。
メリット
ハイギアでもローギアでもないため、ルアーを選ばない。フィールドへ一台持っていくのであれば、ノーマルギア。
デメリット
それぞれのルアをポテンシャルを最大限には発揮しにくい。
ハイギア
一回転の最も巻き取り量が多いギア比。
数値的には7.0前後のもの。
現在では、ギア比9以上のものも存在します。
私も、良くハイギアを使用しています。
メリット
巻き取りが速いため、ルアーをピックアップする際、回収が速い。そのため、手返しが良くなる。また、糸ふけを回収するのも無駄がない。リールを巻き取るスピードでフッキングを決めることもできる。
デメリット
巻き取るパワーが弱いため、重いものをリールの巻き取りで寄せにくい。
おすすめ
以上が、ギア比毎の解説でした。
おすすめとしては、ハイギアです。
巻物はローギアを使用することをおすすめしていますが、
特にバイブレーションにおいては、
ハイギアを使用する利点があります。
ルアーのピックアップの速さで手返しが良い。
バイブレーションは回数を投げて、バスと出会える確率をあげる必要があります。そのため、手返しの良さを考えれば、絶対、ハイギアの方が良いと思います。
また、リフト&フォールなどで、糸ふけを回収するのも速さが手返しに繋がります。ルアーがボトムに横になっている状態を少しでも少なくして、バスにアピールしましょう。
巻き取りパワーはロッドで補う。
ハイギアのデメリットとしては、巻き取りパワー。
それを補うためには、竿のトルクをある程度持ったものを使用する必要があります。あとはルアーチョイスにあった竿でOKです。
私自身も、50オーバーのバスをハイギアで寄せてくることは可能でした。そこまで、きにする必要はないかと思います。
よっぽど、デッドスローで使用したいルアーの場合はローギアをおすすめしますが、それ以外はハイギアで事足りると思います。
まとめ
ギア比についての解説いかがでしたでしょうか?
本当はルアーに合わせタックルバランスを組むのが正解ですが、
なかなか、初心者から何セットも準備するのは大変ですよね。
とりあえず初心者のリール選びとしては、ノーマルギア。
それから、慣れてくれば、ハイギアかローギアを一台用意し、比べて使ってみるのが良いかもしれません。
メーカーによっても、数値だけでは判断できないものがあります。
「このルアーはハイギアの方がいいな!」
「このルアー、ハイギア使えって言うけど、ローギアの方が良くない?」
と言う感じで、自分が扱いやすい設定にするのがベストかもしれません。
是非、今後のリール選びの参考に慣れば嬉しく思います。
コメントを残す