「落ち鮎」って聞いたことがありますか?
鮎(あゆ)は皆さんご存知の魚ですよね。塩焼きで食べると非常に美味な魚として有名ですよね。
「落ちてくる」というのは、産卵のため、川を下って、海へ向かう鮎のことです。
季語として、俳句でも用いられることがあるのですが、正岡子規の詩の中では秋の季語です。
晩夏から晩秋の時期に、ブラックバス・シーバスを釣る上で、
落ち鮎パターンという釣り方が存在します。
今回は、
- 落ち鮎のおすすめ料理方法
- ブラックバス・シーバスの落ち鮎パターン
を紹介します。それでは早速、参りましょう。
落ち鮎のおすすめ調理方法

鮎の塩焼きは非常に有名ですよね。
塩焼きでも十分美味しくいただけますが、
落ち鮎は産卵前の鮎なので、子持ちなので、
塩焼きよりも甘露煮の方が美味しくいただけます。
若い鮎や夏の鮎にはない食感があります。
コツとしては、しっかり甘く煮てくださいね。
しかし、落ち鮎はまずい!!という感想も聞くことがあります。
落ち鮎はまずい?

落ち鮎が美味しくないと言われる理由として、
「落ち切ってしまった鮎」がまずい要因なんです。
「落ち切ってしまった」=「産卵が終わった」状態の鮎です。
子持ちではないため、身がカスカスになってしまい、鮎自体のコンディションも良くないのです。
産卵する前の鮎を選んで調理しましょう!
落ち鮎の見分け方

先ほどから述べているように、産卵の時期の鮎が落ち鮎です。
時期は晩夏〜晩秋頃(9月〜11月頃)まで。
お腹がしっかり膨らんで、子持ちであれば落ち鮎の可能性が高いです。
あとは、見た目で判断することができます。
通常の鮎に比べて、落ち鮎は、やや赤みがかった色をしています。
- 季節
- お腹の膨らみ
- 色
で見分けましょう。
落ち鮎パターン
次に落ち鮎パターンについてです。
ブラックバス

夏は山奥のダムなどへ、冷たい水を求めて上流域を好んでいたブラックバスが季節の進行に伴い、適水温になると、上流域だけでなく、下流へ下っていきます。
そこに合わせて、鮎も産卵のため、下流へと下っていきます。
産卵を控えた鮎は、栄養価も高く、バスも好んで捕食します。
フィールドで鮎が確認できるポイントを探しましょう。
狙うポイント
バックウォーターの落ち込みがおすすめ。
上流から流れ落ちてくる場所にブラックバスが待ち構えていることがあります。
シーバス

シーバスの場合も同様です。
河口付近で落ち鮎を待ち構えています。
シーバスの場合のメリットは、
鮎が落ちてくる場所、時間帯にほぼズレがありません。
よって、場所さえわかってしまえば、初心者でも簡単に釣ることができます。
狙うポイント
「瀬」を狙いましょう。
瀬とは、流れが速く水深が浅い場所のこと。瀬に鮎は卵を産みます。
その周辺にシーバスが回遊していることもあります。
おすすめ時間帯
鮎が最も多く落ちるのは、夕マズメ。
ですが、朝マズメ・日中でも落ち鮎は存在するので、時間より、場所選びを考えた方が良いでしょう。
落ち鮎・おすすめルアー
では、魚を釣るにはどういったルアーを使えば良いのでしょうか?
ブラックバスもシーバスも、落ち鮎を意識するようになります。
要するに、鮎を演出してあげれば良いのです。
鮎を演出あげるには、ビックベイトがおすすめ。
ビックベイトではジョインテッドクローがおすすめ。
ですが、この時期の鮎は産卵を控えているため、ジィクロよりシルエットが大きい方が良い場合もあります。
バスとしても、一回の捕食で大きい方が手間がかかりません。
さらに、おすすめのカラーは
- 蛍光色
- ナチュラル
落ち鮎が絡んでいる場所へ、投げ入れてみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「落ち鮎」について紹介していきいました。
- おすすめ料理法
- 落ち鮎パターン
を解説していきました。
釣果を期待します!!
コメントを残す