私も大好きなブラックバス。
特定外来生物に指定されていますが、
ブラックバスを飼育することって、できるのでしょうか?
違法ではない?許可が必要?
無断で飼ったら、逮捕されるんじゃあ・・・。
色んな不安が付きまとってきます。
今回は、そんなブラックバスの飼育について調べてみました!
ブラックバスの飼育については、釣り人として気になっている人も多いのではないでしょうか?
それでは、早速紹介していきましょう!
ブラックバスは飼育できる

ブラックバスは飼育することができるんです!
釣りに行って釣り上げたバスを持ち帰って飼育しましょう!
と、言いたいところなんですが、
一般的にペットとして飼うことは禁止されているんですね。
嘘をついた訳ではないのですが、
飼育することはできるのですが、特定の条件が必要になるんです。
飼育するためには条件がある

2005年に外来生物法によってブラックバスを
新たに、またペットとして飼育することは禁止されているんです。
要するに、2005年以前に飼育している人は、各地の環境事務所等に飼育許可を申請して許可証を交付してもらう必要があります。
そして、新たに飼育するために必要な条件があります。
- 研究目的
- 教育目的
- 届出を提出し、許可を得られた場合
この条件を満たせば、飼育することができます。
飼育している例

飼育するための特定の条件で、
研究・教育というのは、
ブラックバスの生態や今後の外来生物に関する研究のため。
バス釣りに関しての研究では、有名な施設があります。
ジャッカルロッジ
大人気、釣りメーカー・ジャッカルが滋賀県の琵琶湖畔に所有するロッジです。
そこには、長さ数10メートル、高さ、3メートル弱くらいの巨大水槽があり、特大バスたちが何匹も泳いでいます。
ジャッカルでは、ルアーのテストやブラックバスの生態研究のために、飼育しています。
より釣れる商品を作るための研究。
また、ブラックバスを知らない新入社員への教育。
上記の理由で申請を出して、飼育していると思われます。
個人で飼育する場合も、それ相応の理由が必要だと思われます。
ただ、かっこいいから!釣りのルアーを試したいから!という理由でブラックバスを飼育することは難しいのではないでしょうか。
無断で飼育していた場合

無断で飼育をしていた場合は、もちろん外来生物法に違反するため、罰則があります。
芸人でも、無許可で外来生物を飼育していて、逮捕された人もいました。
ブラックバスも同様です。最悪の場合、逮捕されることがあります。
飼育するだけでなく、譲渡することも禁止されています。
その場合、以下の罰則が科せられます。
- 普通に自分が釣って家の水槽で飼育していた場合。
個人の場合・懲役1年以下もしくは100万円以下の罰金 - 海外へ売り飛ばしたり、販売や譲渡する場合。
個人の場合・懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金
立派な犯罪ですよね。
さらに、法人ともなると、5千万〜1億の罰金が科せられます。
釣り場では、必ずキャッチアンドリリースしましょうね!
唯一の持ち帰る方法

持ち帰ることができる方法が1つあります。
その場でしめて、食用として持ち帰る。
です。注意しないといけないのが、
生きたまま持ち帰るのは禁止されています。
よって、しめてからであれば、死んでいるのでOK。
生臭く食べれないイメージが強いですが、アメリカでは一般的に食べられている魚です。
皮を剥がして調理すると、淡白な白身が美味しいそうです。
残念ながら、飼育目的ではありませんが・・・。
生きていると、死んでいるでは、こうも違うのかと思いました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、ブラックバスの飼育について紹介しました。
一般の人が自宅で飼育することは難しそうですよね。
知らないで持ち帰ってしまい、
はい!逮捕!なんてことになったら洒落になりません。(笑)
そんな、大惨事にならない人が一人でもいれば、幸いです。
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