日本では、雨の日は「天気が悪い」とよく言われます。なぜ晴れの日ばかり良いとされるのでしょうか?
雨の日も良いことはあります。
結論から述べると、雨上がりには、アオリイカがよく釣れます。その理由を紹介していきます。
また、濁りにおすすめのウキのカラーもあわせて紹介していきます。
これを知ると、アオリイカ釣りが楽しくなります。
アオリイカのエギングは雨上がり(雨の後・雨の次の日)が釣れる?
今回の釣果…5杯😆✨#エギング#アオリイカ pic.twitter.com/0baqP1n4Ju
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— アオリャン (@kesarannpasara) May 13, 2018
まず、釣り用語から説明します。
「エギング」とは、イカ釣りの一つの手法です。餌木というものを用いた釣りのやり方です。
アオリイカは、このエギングという釣り方が一番釣れると言われています。そしてアオリイカは雨上がりに良く釣れるといいます。
その理由は、雨が降ると海面の酸素量が増えます。
この時、ベイトが活性化します。ベイトとは、魚の餌になる小魚のことです。
この良く動き回るベイトを食べるために、アオリイカも活性化するので釣りやすいのです。
1年でアオリイカが多く釣れるのは、春です。
春の雨上がりは特に釣れると言います。
アオリイカの産卵場所は浅瀬の藻なので、この春の季節には浅瀬にやってきます。それも大型が多いです
そのため、2~3キロといった大型のアオリイカを釣ることも可能です。
藻のある釣り場を狙うべき、ですね。
そうするとアオリイカの攻略は簡単です。
もちろん、藻にはいろいろと種類があります。
アオリイカが好む藻の種類は、ホンダワラやアマモなどの海藻です。
さらに言えば、
- 「春の季節」
- 「(ホンダワラやアマモといった)海藻の近く」
- 「雨上がり」
の3つがそろえば、より釣りやすくなります。
(ですが、この海藻のみならず、ほかの海藻にも卵を産み付けることもあるので、根気よく釣りを楽しみましょう)
それから、狙うのならば早春だと言われています。
特に、冬から春に変わりつつある、まだまだ海水の温度が安定していない時が一番です。
アオリイカは、海水の温度が17度前後になると岸のシャロ―エリアに入ってきます。
シャローエリアとは、平たく言えば、「海水の浅い場所」のことと指し、その場所はだいたい2メートルほどの浅い場所です。
このシャロ―エリアが狙い目です。
また、アオリイカは活発したベイト(小魚)を多く食べます。
一説には、自分の体重に3分の1ほどを食べるそうです。要はこのベイトが多くいる場所が、アオリイカが多くいるとも言えます。
春のアオリイカ釣りには、4号のエギングが基本的なサイズです。
小さいアオリイカを狙うのなら、小さなエギング。
大きいアオリイカを狙うのなら、大きめのエギングといった、感じです。
サイズ番号で言えば、4号ですが、4.5号でも問題ないとされています。
ですが、「春だから必ずしも4号以上」と決めない方が良いこともあります。
エギングに慣れている方はご存知だと思いますが、エギングのサイズは、その釣り場所にいる小魚ことベイトに合わせるべきです。
その方が、アオリイカに警戒させないからです。
また、エギングに関心をしないアオリイカは、どれだけ誘っても無駄だということを頭に入れておいてください。
そもそも、アオリイカが近くまでやってくるのは、産卵のためです。
もちろん、産卵している時には捕食しません。
時期にも、場所にもよりますが、沖を狙う場合は船を出すなど誰でも簡単には難しいので注意が必要ですね。
濁りにおすすめのウキのカラーは?
明後日から神津
アオリイカのウキの泳がせ仕掛けなんてあるんですね。物は試しで pic.twitter.com/KnGSeDVEML— Agoago3 (@_Agoago3) September 8, 2019
アオリイカに向いている、ウキの色はと言えば、
- 海水が澄き通っているのなら、「青」や「緑」。
- 海が濁りを見せているのなら、「オレンジ」。
が最適です。
海水の判断は難しいところですが、そこは場数をこなせばどうとでもなります。
大事なのは、昼間のような明るい時間帯には、地味な「青」や「緑」がおすすめで、夜のような海水が暗い時は派手な「オレンジ」といった色を使い分けることです。
ほかにも、
海水が澄んでいる時は「灰色」や「茶色」
といった色も使えます。
もし判断に迷う場合は、いろいろと使ってみるといいでしょう。
まとめ
春でも天気が悪いこともあります。
しかし、天気が悪いと言われる雨上がりには、アオリイカがやってきます。
それも海藻の近くの、浅い場所にです。
それはそれで雨の楽しみ方でもありますね。
もしアオリイカを狙うのならば、雨上がりをおすすめします。
それから、慣れないうちは、どこで釣るのがおすすめなのかをじっくりと調べてみましょう。
そうしているうちに、別の魚の場所であることもわかったりするので、調べものも案外楽しいのかもしれませんね。
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